整理収納アドバイザーの江原朋美が、NHK鳥取の「いろ★ドリ」で「冷蔵庫の収納」を紹介
2021年10月5日、NHK鳥取の「いろ★ドリ」に整理収納アドバイザーの江原朋美が出演し、「冷蔵庫の収納」についてご紹介しました。
冷蔵庫は、ふだんからきちんと整理しておくと、災害時、万が一電源が入らない状況になっても、中に入っている食材が傷みにくくなります。そして、節電やお掃除のしやすさにもつながります。
今回はスタジオではなく、キッチンスペースでの撮影でした。
before
冷蔵室に食品が詰め込まれています。
本日の江原ポイントは、
見える、まとめる、取り出しやすく です。
見える
冷蔵庫の中にものを詰め込みすぎない! そして死角をつくらない!
理想は、全体の8割収納。それによって賞味期限切れを回避できます。
上の段は、目線より高い位置になるので、奥のものが見えにくくなります。だから、
取っ手をついた入れ物を使って、奥のものまで取り出しやすくしてください。
まとめる
同時に使うものや種類が同じものを1ヶ所にまとめます。それによって出し入れの時間が短縮でき、節電にもつながります。また、ケースにまとめることにより、掃除がしやすくなります。
「朝ごはんセット」というケースを作り、朝ご飯に使うものをひとまとめに! これによって、1度に冷蔵庫から取り出すことができ、子どもに「朝ごはんセットをとって」と言えば、お手伝いにもつながります。
容器選びも大切なポイントです。透明で横がメッシュになっているものを。これにより、冷蔵庫内の冷気がまんべんなく行き渡ります。
便利だからと言って冷蔵庫中をケースで埋め尽くと、出し入れするときにとても不便で、余分な手間もかかってしまうので要注意です。
下の段の空いているスペースは、お鍋を収納します。カレーやお味噌汁、鍋ごと収納したいときや、突然のいただき物(スイカなど)も収納できます。
取り出しやすく
無駄な開け閉めがなくなると、年間5千円も節約できます。特に扉の部分は、温度変化が大きいので、温度変化に耐えられるものを収納しましょう。
きれいに並べるために、ケースを利用、最近は仕切るクリップも売られています。調味料のサイズにあわせた収納がつくれるのに便利です。
マヨネーズやソースの蓋の上に日付を書きます。賞味期限が長いものはいつまでか覚えていません。なので、あえて見える蓋の部分に日付を書きます。
また一度に量を使わない調味料もあります。調味料の賞味期限がわかると、「この調味料を使ったお料理を作ってみよう」となり、食品ロスを防ぐこともできます。
扉の棚には、キッチンペーパーをひくと、調味料の液漏れを防げます。
個袋のソースなどは、ひっかける小さなクリップ式のポケットがあるので、細かいものでも一目で分かり、探す手間も省けます。
江原家では調味料をクリップで止めて、吊るしています!
今回の収納については、NHK鳥取放送のホームページでご確認してください。
また、整理収納でお困りの際は、流通のお片付けサービスをご利用ください。
「いろ★ドリ」への江原朋美の出演: