地域密着型サービス業の流通だからできるお仕事シリーズ#2着物でおもてなし
広報担当のなかのです。
着物姿で、赤瓦の街をあでやかに歩くべっぴんさんたち。
実は、彼女らは、流通のスタッフです。普段は、流通のユニフォームを着てバリバリ仕事をこなしています。
なぜ着物を着ているのでしょうか???
実はこれもお仕事。倉吉の伝統衣装(倉吉絣)を着て、仕事に向かっているところなのです。
地域密着型サービス業の流通だからできるお仕事シリーズ第2弾は、着物(倉吉絣)でおもてなしです。
国際会議の調印式をプロデュース
このエピソードは、4年前の2017年にさかのぼります。
「第22回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミット」が、4月10日に倉吉未来中心で開催されました。
今回のテーマは「ゆるぎない絆で新時代を拓く「災害復興・経済発展・観光振興」、鳥取県の平井知事をはじめ、韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県の各首長が集まり、意見が交わされました。
サミットの閉会時、各首長が「サミット共同宣言文」に署名をする調印式があり、その調印式のプロデュースを流通が担当させていただきました。
調印式では、倉吉の伝統衣装である「倉吉絣」を着た女性スタッフらが、平井知事の横で調印式で用いる文書を手渡したりするなどのサポートをしました。各国の参加者らは、口々に「Beautiful!」と大喜びの様子。イベントのサポートと同時に、日本の和と倉吉に伝わる伝統の美もアピールしたのです!
倉吉の伝統を伝える
倉吉絣(くらよしがすり)とは、倉吉の伝統工芸品で、文政年間(1818~29)に、倉吉町の稲島大助さんが発明したと伝えられています。
現代では、着物だけでなく、手提げ袋やコースターなども倉吉のお土産品として販売されています。
倉吉で長年暮らし、そして倉吉でお仕事するスタッフたち。倉吉絣を着る機会はなかったようです。
あるスタッフは、「一見地味に見えますが、模様がいろいろあって選ぶのも楽しかったです。調印式で地元の魅力を発信できて嬉しかった」と感想を語っていました。別のスタッフは、「今まで倉吉絣の着物を着る機会がなかったので、とても貴重な体験になりました。。地元も魅力を再発見しました」とうれしそうに話しました。
調印式のプロデュースを担当させていただいたことで、地元倉吉の伝統を再発見し、それを国内外の方々にアピールできました。これからも流通は、鳥取・島根のお仕事を通じて、学び、成長していきたいと思っています。
地域密着サービス業の流通は、運送事業をはじめ、バス・旅行事業、人材サービス事業「鳥取・島根求人ドットコム」「じょぶる鳥取」などを展開しています。
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