流通のSDGs活動報告。4月は「ECO商品」についても学ぶ
流通のSDGs活動。4月18日の活動報告会では各拠点での取り組みを発表しました。
各拠点での取り組み
推進委員が各拠点の取り組みを報告しました。その一部をご紹介します。
業務支援部
3月度の報告では、「介護休暇」の実態を把握するため調査を行うと予告していましたが、4月度はその調査結果について報告しました。
本社営業部
ペットボトルの寄付について報告。
倉吉店のペットボトルキャップが約5㎏(段ボール約1箱)になりましたので、山陰合同銀行の倉吉支店さまへ持ち込みました。
約5kgでワクチン2.5本分に相当します。
人材サービスチーム
業務に直結する例として、「ペーパーレス化」について報告しました。
以前は、紙に出して手書きでコメントを加えていましたが、現在はiPadで作成しするなど一部電子化しています。
RYUTSU-PLEX
環境に配慮した「ECO商品」を現在取り入れているかどうかの検証と、継続的に取り入れていくかの検討をしました。
鳥取店
鳥取店では、ペットボトルの回収とあわせて、アルミ缶の回収も行っています。
今回は、アルミ缶回収について、回収のポイントをまとめたポスターを回収箱の横に設置し、認知を図りました。
倉吉店
倉吉店では、月ごとにCO2排出量を計算し、グラフ化しています。
2月と3月の差異について、「稼働率や走行距離等は2月の方が多いものの、3月の1㎞あたりのCO₂排出量は2月と比較すると量が多い」ということが分かりました。
米子店
「減速時は、早めにアクセルを離そう」と、エコドライブを推奨。
早めにアクセルを離すことで、エンジンブレーキが作動し、2%ほど燃費が改善できるようです。これについては、キー置き場の目立つところにパネルを貼ることで、メンバーに周知させています。
松江店
廃材を再利用した例を報告。
備品などを置くために、廃材を利用してキャビネットを手作りしました。
ECO商品の活用について
今回、RYUTSU-PLEXからの報告にあった「ECO商品」をピックアップします。
RYUTSU-PLEXでは、環境に優しい「ダストレスチョーク」を採用。入荷した段ボールへの日付・品名・サイズ表記に使用しています。
このダストレスチョークは、廃棄物だったホタテの貝殻を再生活用したチョークです。
ホタテ貝柱は、高純度・高白色の無害な炭酸カルシウムであるため、人や環境に優しいチョークなのです!
ダストレスチョークを製造しているのは、神奈川県川崎市に本社を置く日本理化学工業株式会社さまです。
日本理化学工業株式会社さまは、人や環境に優しい製品づくりに取り組んでいるだけではありません。障がい者の雇用にも積極的で、そのことはさまざまなメディアでも取り上げられています。
日本理化学工業さまは、全従業員90人中63人が知的障がい者だそうです。
同社のWebサイトによりますと、積極的に障がい者雇用を目指したのは、禅寺のお坊さまから、「人間の究極の幸せは、1つは愛されること、2つ目はほめられること、3つ目は人の役に立つこと、4つ目は人に必要とされることの4つです。福祉施設で大事に面倒をみてもらうことが幸せではなく、働いて役に立つ会社こそが人間を幸せにするのです」と、教わったからだそうです。
SDGsの8番目のゴールに「働きがいも経済成長も」とあります。
障がい者の方を、雇用しないといけないから雇用するのではなく、全ての人が人の役に立つ、必要とされるから働く、そんな社会を作っていかなければならないと感じました。
今月のSDGs活動は、他社さまの社会貢献についても学ぶことができました。
流通では毎月SDGs推進委員会で各部署の活動発表をしています。
またこちらのコラムで紹介させていただきます(^^)/