流通のSDGs活動報告。12月は「小さなことから取り組むことが大事」

流通のSDGs活動。12月17日の活動報告会で各拠点での取り組みを発表しました。

今年の1月、流通のSDGs推進委員会を立ち上げ、1年間活動してきました。発足当初は地球環境や地域活動に貢献する内容が多かった取り組みも、だんだん、お客様や会社のことも考えた内容に変化してきました。

各拠点での取り組み

推進委員が各拠点の取り組みを報告しました。その一部をご紹介します。

業務支援部

業務支援部は、本社棟の資料棚の整理について報告しました。

流通は、9月にオフィス棟を新設し、オフィス棟には、本社機能と倉吉店の一部機能が移動しました。
そして、本社社屋裏のプレハブに保存していた資料などは、本社社屋に移動させました。

 

その後、棚を搬入し、保存期間の過ぎた資料は廃棄し、保存するべき資料は保存期間別に棚に格納しました。

SDGs推進委員会の資料より

今後も、定期的に整理し、効率よく業務に取り組めるようにする予定です。

本社営業部

テントウェイトを変更しました。

今まで使っていた60㎏ウェイトは、

  • 持てる人が限られる。
  • 持つ人の負担がかかる。(腰痛・ケガ・疲労の元)
  • ロープを取る時間・手間暇がかかる。

などの問題がありました。

今回軽量のテントウェイトを100個購入しました。この軽量テントウェイトにすることで、

  • サービススタッフの負担軽減で作業時間も短縮
  • 男性・⼥性・年齢問わず持つことができ負担が偏らない

などのメリットがあります。
「この人でないとできない」と言う仕事を減らし作業効率を上げ、サービススタッフの負担を減らす事ができました。

人材サービスチーム

クラウドワーカー(在宅ワーカー)の活用について、報告しました。

現在流通では、千葉や神奈川~沖縄まで13人のクラウドワーカーが活躍しています。

クラウドワーカーに依頼している業務内容は、さまざまです。

事例

自社スタッフが作成していた原稿を在宅ワーカーさんに依頼したところ・・・
作成時間の短縮、原稿の質の向上、人件費の削減、(社員の)コア業務の集中というメリットがありました。

最後に、
「外注はそれに応じた限界利益の増加を伴わないと意味がなく、外注により限界利益が増加していることを案件ごとに確認することが重要である」と、締めくくりました。

RYUTSU-PLEX

FSC認証段ボールで発送業務について報告しました。

RYUTSU-PLEXでは、環境に優しい梱包資材について検討を重ねたところ、「FSC認証」の段ボールを使うことにしました。

FSC認証の段ボールとは、その段ボールの目立つところに「この段ボールは適切に管理されたFSC認証林からの原材料および再生資源から作られています」と、明記されています。(上の写真を参照ください)

おまけにFSC認証入りの段ボールは、単価も抑えられます。

仕分け発送業務を請け負ったのが流通と分かるように、流通ガムテープを使いました。

鳥取店

ウィルス対策のため、湿度の調整を行いました。

湿度は、高いとダニやカビなどの原因にもなりますが、低すぎるとお肌の乾燥やのどの痛みやウィルスの侵入にもつながります。

厚生労働省のWebサイトによると、ウィルス対策で最もよい湿度は50~60%だそうです。

そのため、鳥取店ではだるまストーブを導入しました!

だるまストーブで水を沸かすことにより部屋が加湿されます。おまけに、お湯が沸くため電気ポットを使う必要がなりました。
それに、暖房よりはるかに部屋が温まるようです。

朝23%だった湿度も、夕方には46%まで上がっています。
ウィルスも抑えられ、エアコンや電気ポットの電気の消費も抑えられました。

倉吉店

星取表を更新しました。

倉吉店の星取表は、それぞれのスタッフがお客様や仕事の内容について、こなすスキルがあるのかどうか一目でわかる表です。

縦にスタッフの名前が並び、横にはお客様のお仕事や業務内容が並んでいます。きちんとその業務を遂行できる社員にはその表に●がつきます。

今回、この星取表を更新させました。
年末に差し掛かり、スタッフも増えたこともあり、星取表を更新することで、スタッフの能力の把握を行うことができ、店長やSSリーダーの負担も軽減しました。
それぞれのスタッフも、さらに自分たちのスキルアップを目指す良い指標になりました。

松江店

タニタ製バランスクッションを導入しました。

職場環境を改善するために導入しましたが、スタッフたちの感想は「姿勢が良くなる」、「
腹筋が鍛えられる」、「足を組まなくなった」、「腰痛がなくなった」などの意見がでました。

⻑期的に使⽤してみないと効果は分かりませんが、使い続けていく予定です。

小さい事から取り組む

今回は、米子店の取り組みにフィーチャーします。

コアレストイレットペーパーの使用

芯のないトイレットペーパーを使用してエコに取り組みました。
今回購入したトイレットペーパーは牛乳パックの再利用商品でした。また、ロールの長さも二倍で、取り換える手間も二分の一で済むし、捨てる芯もないのでエコに繋がります。

トイレットペーパーは、使用すると再利用出来ませんので、100%再利用品を使用する事で、微々たる事かもしれませんが、環境に良い行動の一つになります。

事務所入り口の飾りつけ

スタッフのOさんが事務所入り口をクリスマス仕様に飾りつけして下さいました。

従業員も来客される方も、季節を感じられ、みんなの気持ちの良くしてくれる取り組みだと思います。
Oさんは、常日ごろから働く環境を考えて下さり、スタッフ一同いつも感謝しています。

「ありがとうカード」お渡し枚数が目標達成

流通では、社内で感謝の言葉を伝い合いできるよう「ありがとうカード」を手渡す活動があります。

米子店では、「ありがとうカード」を手渡す目標を決めていて、11月、12月と連続して目標を達成しました。
義務ではなく、感謝の気持ちで渡していけるようにしたいと、米子店のSDGs推進委員は語っていました。

流通のSDGs推進委員会のスローガンは、「各部署で毎⽉⼀歩ずつ」です。今年最後の報告会には、そのスローガンに沿った発表が米子支店から出ました。

今年1年続けてきた流通のSDGs推進委員会。どうやって進めていったらよいのか悩みながら、迷いながら、試行錯誤の面もありました。
どのチームもこの1年で、「持続可能な会社」ひいては、「持続可能な社会」、「持続可能な地球」を作る。そんな目的に向かって少しずつ進んできたと思います。

来年も流通のSDGs活動、SDGs推進委員会は続きます。来年はどんな活動をして、どんなふうに流通が成長するのかご期待いただいたいと思います。

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