流通のSDGs活動報告。1月は「BCPについて考える」
流通のSDGs活動2年目に入りました。1月18日の活動報告会で各拠点での取り組みを報告します。
各拠点での取り組み
推進委員が各拠点の取り組みを報告しました。その一部をご紹介します。
本社営業部
本社営業部は、鳥取県バス協会の燃費向上に資するメンテナンス費⽤助成⾦を申請しました。
「メンテナンス費⽤補助⾦」とは?
鳥取県が実施している燃油高騰対策事業補助⾦で、バス⾞両の整備の際、燃費向上に資するメンテナンスとしてエンジンオイルを交換したり、エアクリーナーの交換をすると1両あたり60,000円助成される制度です。
バスのオイル交換は、6か⽉もしくは10000㎞⾛⾏ごとに交換で、3か⽉点検または⾞検の際に交換してもらっています。
メンテナンス費用として、60,000円✕15台=90万円 の交付を申請できました。年度内に交付予定です
人材サービスチーム
自己紹介カードを作成し、お客様に対して自己開⽰を⾏うことにしました。
初めて会うお客様と短い時間でどこまで距離を近づけることができるのか?
・マスクで顔が隠れて表情が伝わりにくい。
・この人はどんな人なんだろう?
・何か共通点や会話のきっかけないかな?
営業活動の中で、こんなこと思うことがあります。
そこで考えたのが、名刺カード。自己紹介を書いたカードを首からさげてお客様へ自ら歩み寄ります。
さっそく営業現場で使ってみることにしました。
RYUTSU-PLEX
空段ボール箱の活用について、報告がありました。
RYUTSU-PLEXでは、古紙センターに持ち込み、トイレットペーパーと交換してもらっています。
今回は、空段ボールがなくなり、すっきりした作業場とトイレットペーパー60個分と交換できたことを写真付きで伝えました。
社長の江原も、交換したトイレットペーパーの数の多さに驚いていました。
鳥取店
カレンダーの寄付について、報告しました。
鳥取店では、年末のご挨拶にいただいたカレンダー(卓上26個、壁掛け用18個)を鳥取市パーソナルサポートセンターさまに寄付しました。
余ったカレンダーは、高齢者の方々に配布され、薬の飲み忘れを防止するために使われるようです。
倉吉店
コロナウィルス感染拡大をうけて、防止対策の再確認を行いました。
また各車両の車内整理と感染防止対策も実施しました。
車ごとに、消毒用品を入れた籠を設置しました。
社内だけでなく社外、取引先にも安心感を持っていただくためにも、感染防止対策を目に見える形で行うことが大切だと思い、実施しました。
今まで、個人が消毒グッズを持参し、車内消毒を行っていましたが、今回、会社で感染予防グッズを設置したので、気を緩めることなくスタッフ全員で感染防止に努めていきます。
米子店
米子店事務所の階段にSDGsロゴ貼り付けました。
ロゴのPOPを作成するところから始まり、階段に設置していきました。
社内外の人にSDGsを知ってもらい、興味をもってもらうことが目的です。
かなり目立っているので、いろいろな方の目に触れる機会が増え、SDGSに興味を持ってもらえるものと期待しています。
松江店
業務で発生する廃材をスロープとして活用している例を報告しました。
廃材は、作業場内に保管されていますが、これを再利用することで活用します。
これからも廃材利用の活用を検討していきます。
BCPの策定
今回は、業務支援部の取り組みを取り上げます。
業務支援部からは、事業継続計画(BCPの策定)について報告しました。
BCP(Business Continuity Planning)とは、災害などの緊急事態が起きた場合における、会社の事業継続計画のこと。
緊急事態としては、例えば、自然災害として、地震や台⾵、⽔害などが起きた時、それだけではなくシステム障害や、コロナなどの感染症なども含みます。
会社として危機的な状況に遭遇した時に、損害を最小限に抑え、重要な業務を継続し早期復旧を図るのが目的です。
流通では、かねてよりBCPを策定していますが、令和3年度からは改定に取り組んでいます。
もしもの時に必要なのは、確認・代替・復旧です。
必要なこと
・経営⽅針に沿った⾏動、なにを守るべきか
・リスクを洗い出す
・業務の優先順位
日々の備え
・マニュアル、ガイドラインの策定
・緊急時の連絡網
・連絡手段
・システムのクラウド化など
まずはできることから
手始めに、運⾏管理のマニュアルを整理しました。
業務支援部では、今後もBCPの見直し時期を決めて、定期的にアップデートしていきます。
今月は以上です。
本年も流通のSDGs活動、SDGs推進委員会は継続しています。
今後もこのSDGS活動を通じて、流通がどのようにまた成長するのかご期待いただいたいと思います。