【流通のスタッフ紹介】採用担当の佐伯さん「流通は変化を楽しめる面白い会社です!」

流通株式会社のスタッフ紹介。第7回目は本社営業部 兼 広報・採用担当者の佐伯です。2010年の4月に新入社員として入社しました。

入社のきっかけ

流通を知ったきかっけは?

就職活動の時期はリーマンショック後だったので、求人が少なく活動は難航しました。
就職活動は3年生の10月から始めていました。鳥取を出て愛知の大学に進学していましたが、翌年2月頃には鳥取に戻って仕事を探すことも考え始めました。

鳥取の合同説明会に参加した時に、流通の求人内容(旅行事業)に惹かれてブースを訪れたところ、そこに江原さん(社長)がおられました。

社長の印象はどうでした?

目力の強い方で驚いたのを覚えています(笑)。社長と話をして、とてもポジティブな方だと驚きました。
社長に「(入社試験を)どれだけ受けたの?」と聞かれたので、「30社くらいです」と答えたら、「良い経験をしたね」と言われるのです。受けた件数=落ちた件数でもあったので、そういう考え方もあるのか!と驚きました。

「落ちたことが良い経験??」とその時は思ったのですが、後から考えたら、良い経験ができたと思います。

なぜ良い経験だと?

面接で、いろいろな会社の社長様や採用担当者さんと話しているうちに、『この会社は合わなさそうだな』、『この社長とはうまくいかないだろうな』と、学生ながら感じるようになってきました。

そんな中で江原社長と出会い、興味深い話を伺ううちに、だんだん流通に興味を持ち始めました。
「鳥取や島根以外を営業エリアにするつもりはない」と言われるけれど、いろいろなことにチャレンジする社長の姿勢に魅力を感じ、入社を決めました。

流通でのお仕事

入社して旅行事業部に配属されたのですね?

配属は旅行事業部ですが、実際の仕事はオールラウンド。全部門の営業を担当しました。
具体的には、イベントやバス、物流の営業、それに旅行企画、見積や手配、添乗ももちろん含まれます。

1年目のお仕事はどうでした?

1年目は自分にとって苦手なことの連続で、正直毎日しんどい…と思っていました(笑)

どうして?

旅行商品はバスの台数や宿泊キャパなど上限があり、毎日がお客様のニーズとのせめぎ合いでした。
「手配がきちんとできているのか?」と心配することばかり。それが同時にいくつも掛け持ちしながら進めるので、毎日が不安でいっぱいでした。

入社2年目。会社の懇親会で旅行事業部の先輩と。先輩の存在が支えに。

でも2年目以降は、乗り越える”術”を身につけました。新しいことは常にありましたが、怖さや嫌さは薄れていき、自分が成長している感覚を持てる機会が多くありました!
お客様によかったと評価され、次回以降のお仕事も声ご指名いただけるようになりました。

入社2年目。ツアーの添乗時、お客様と写真撮影

旅行事業部の後は?

旅行事業部では約3年お仕事をしました。その後、社長室が新設され異動しました。

社長室のお仕事は?

社内外の広報や採用活動を主に担当しました。あと、プロジェクトを進めたり、補助金の申請もありましたね。社長室に5年間いて、とても濃い経験をさせてもらいした。その後最初の産休・育休を1年いただきました。

外部のセミナーで講演する佐伯

育休の復帰後はまた社長室ですか?

復帰後は、人材サービス部門に営業として配属されました。
人材サービス部門は、企業様の採用のお手伝いをします。営業は平日に仕事が集中するので、育児との両立についても負担がなかったですね。
この時は時短勤務ではなくフルタイムで仕事をしていましたが、周りのフォローで子どもの発熱なとで、急なお休みや早退にも対応できました。会社として、家族を大切にしなさい!という雰囲気があるのもありがたかったです。

その後また二人目の育休に入るのですが、その後は?

二人目の時は1年半の育休をいただき、その後、現在の本社営業部に配属となります。
仕事は、会社の営業全般、バス、イベントの手配、採用・広報・申請系など多岐に渡ります。

今は、時短の平日限定社員として勤務しています。

平日限定社員とは?

土日祝お休みにしてもらっています。さらに時短勤務を組み合わせて、平日8:20~16:50で働いています。
これは会社として初めてのスタイルです。子どもの熱で急な早退・欠席なども重なり、いろいろな人に迷惑をかけることがあります。その中でも、どれだけ同僚に負担をかけずに仕事をまわすかを日々考えています。

昔より確実に“計画的に・効率よく”を意識して働くようになりましたね。繁忙期には、出社から退社まで毎日精一杯フルフルで働いています。リミットを意識せずに働いていたころより、密な時間を過ごしています。若手の時にこの密度で働いていたら、残業なかったかな~とか考えます(笑)

流通のどんなところが楽しいですか?

いろいろな仕事・経験ができるところが、流通の楽しさだと思います。やっぱり人間、得意な仕事もあれば、苦手な仕事もある。人生のステージによっても、そこは変わってくるかも。一つの仕事をずっとし続けなくていいところが、実は好きなポイントです。流通はスペシャリストよりは、オールラウンドで働けるスタッフの集合体。仕事を通じて、いろいろな経験、景色が見られることが楽しさの一つですね。

つきたい仕事はありましたか?

私はやりたい仕事が、幼いころからありませんでした。流通に入って、4部署経験しています。そのどれもが色濃く、なかなかできない経験がたくさんありました。流通は大企業ではありませんが、新しいことを常に続けるので、地域の方からも「新しい挑戦」を依頼されることが多いのですよ。その中で自分にとって、楽しい!と思える仕事に出会えたりします。

産休・育休について

産休・育休について教えてください。一人目の育休はどうでした?

社会と隔離されることが初めてだったので、鬱々とした一年でした。育児や家事は出来て当たり前で、誰も褒めてくれません。そんな毎日が続き、復帰したい!でも復帰したくない…、そんな気持ちでした。

2人目はどうでした?

2年目の育休は楽しくて仕方がなかったですね。前回のような早く復帰という気持ちがなくなりました(笑)。
とは言っても、在宅で月に10時間働けたので、お休み中も少しの時間ですが働いていました。営業のリスト作成や社内報の制作補助などをさせてもらってました。会社のつながりがあり、安心感があったのかも。

流通のお仕事では育児に関するイベントも担当しました

採用担当者として

採用担当者として学生さんメッセージはありますか?

最初からやりたいことが決まっている人はよいと思いますが、まだ何をしたいのか決めかねている人には、いろいろな選択肢を見つけてほしいと思います。
私自身、学生の時にやりたいことがなかったので、採用試験で最終面接まで残っても、面接官に「会社でやりたいこと」を上手く伝えることができず、不採用となることがいくつかありました。

まだやりたことが決まっていない人は、面白い会社、面白い人に出会ってほしいと思います。
安定を求めて知名度の高い企業に行くのも一つですが、自分が面白い!と思う企業を尋ねてほしい。話を聞いてみると、知らない安定性が見えてくるかも。業界No.1なども含め。

気になる企業にはどんどん行ってみて、自分の可能性を広げてほしいですね。

流通で求める人材はどんな人材だと思いますか?

流通という会社はどんどん変化しています。この変化を楽しめる人に来てほしいですね。

変化が多いということは、新しいことが多いので成長を実感する機会がたくさんあります。
何か新しく始める時には社歴は関係なく、挑戦する人やプロジェクトに挙手する人にチャンスが与えられる会社だと思います。

変化に足を踏み入れられる人だったら、いろいろな興味がみつかりますよ。

流通という会社

流通のよいところを挙げてください。

流通は、日々変化していく会社です。

私が入社した当時は、年間休日が95日でした。時代に合わないということで4年目105日になりました。

男性社員が育休から復帰する際、「フレックス制にできませんか?」とリクエストがあり、会社は即イエスと答えました。

組織なので、出来ること出来ないことはありますが、相談できるところ、相談しやすいところは魅力ですね。
私の平日限定社員という働き方も、リクエストをして認めてもらいました。だから私は平日限定社員の第1号!

流通はサービス業なので働きやすいとは言えない部分もありますが、働きやすい環境を作る努力をしてくれます。
今後、広い世代で介護の問題もでてくると思いますが、その時は、また制度が変わっていくと思います。そう期待できるのがいいところです!

逆に悪いところはどこですか?

変化し続ける会社なので、やり方を整えてからスタートができないこともあります。トライ&エラーで進んでいく感じ。

「走りながら、気づいたら直していこう!」
そんなところがしんどいと感じる人には、苦しくなってしまうかもしれませんね。

プライベートの楽しみ

私には、6歳と3歳の娘がいます。だから子どもと過ごせる時間が貴重だと実感しています。
先週末、豊岡から姫路に家族旅行に行きました。美術館に行ったり、大きな駄菓子屋さんを回ったり、家族で楽しく過ごしました。

家族旅行ではホーストレッキングを楽しみました

現在私は、平日限定社員として勤務しているので、土日祝休めるのはありがたいですね。日頃フォローしてくれている仲間のために、自分が休んでも迷惑をかけない働き方を心掛けています。そして、子どもが大きくなった時、子育て世代や介護の世代の方に返していきたいと思っています。

どんな働き方ですか?

サービススタッフへの引継ぎ等は、早めに設定させてもらっています。1週間くらいはいつも前倒しですね。1週間の猶予があると急な休みにも対応できるんです。みんな忙しいなか、付き合ってくれています。

【インタビューを終えて】
佐伯さんは、エピソードの多い女性社員です。入社から今までいろいろなピンチやイレギュラーな出来事に遭遇しています。
そのせいか、肝っ玉母さんのような頼りになる先輩社員です。採用担当が天職かもしれません。

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