流通の鳥取中央物流センター「RYUTSU-PLEX」ってどんなところ?

広報担当のなかのです。
昨年7月に、流通の鳥取中央物流センター「RYUTSU-PLEX」がオープンしました。

オープンから9カ月経ち、いったいどんなものを保管し、スタッフたちはどんなお仕事をしているのでしょうか?

今回は、RYUTSU-PLEXの立ち上げメンバーとして活躍する
倉吉店サービススタッフの田村が「RYUTSU-PLEX」について紹介します!

大倉庫と小倉庫の2つの部屋がある!

「RYUTSU-PLEX」には、二つの部屋があります。

<大倉庫:約45m×46m 4段のラック(高さ約8m)>

<小倉庫:約26m×15m 5段のラック(高さ約6m)>

現在、2つの会社様が利用されており、どちらも主に原材料を保管されています。

大倉庫は、食品包装用のアルミ蒸着フィルムが大きなロールにまかれた状態で保管されています。
小倉庫は、車の部品に使うコイルが多数保管されています。

田村:「最近は、鳥取県だけにとどまらず、全国のさまざまな会社様からお問い合わせをいただいております。
初めて倉庫を見学されたお客様は『広いですね!』と、その大きさに驚かれます」

海上コンテナからも直接搬入

上の写真は、食品包装に使われるアルミ蒸着フィルムのピックアップです。大きな荷物でもトラックからフォークリフトに簡単に移動でき、そのまま倉庫に運ばれます。

海上コンテナで届くこともあります。コンテナをトラックの後ろに載せたまま、コンテナにつなげたスロープで、直接フォークリフトで乗り入れて、簡単に荷物を倉庫に運ぶことができるのです。

フォークリフトは特注

倉庫内での運搬は、フォークリフトを使いますが、「RYUTSU-PLEX」のフォークリフトは特注です!

棚の上段は4~5mです。

田村:「普通のフォークリフトでは、高さが足りないし、重さも耐えられません。だからフォークリフトを特注しました」

普通の工場では、重いものを高いところにあげるという動きはありませんが、「RYUTSU-PLEX」では棚の高さに応じて高いところまでものを持ち上げる必要があるからです。

お客様とリアルタイムのコミュニケーション

「RYUTSU-PLEX」は、倉庫管理システムを導入しました。

倉庫内の棚には、システム上の番地(=ショップ)が付与されています。そしてお客様の在庫品にも品番が付けてあり、お互いの番号はバーコードで管理します。
荷物が到着したら、お客様の保管場所に運び、ショップのバーコードと品番のバーコードを読み取ることで、システム上に登録されます。お客様から出荷の指示が出ると、流通のシステム画面には、倉庫の棚番号が表示されるので、すぐに出荷作業に入れるというわけです。

田村:「RYUTSU-PLEXをオープンするまでは、アナログで倉庫管理をしていたので、手間がかかって大変でしたが、アナログだから自由のきくところもありました。なので、システム導入当初は、システムに業務を合わせていくのに苦労しました。

今はシステムにも慣れてきて、スムーズに業務を行っています。
システムを介することで、お客様と在庫情報がリアルタイムに共有できます。私たちは、実際の在庫と差異がでないよう、確実に入出荷作業を行うだけです」

お客様は倉庫に来なくても、リアルタイムで情報が確認でき、しかも正確な在庫状況がわかるんですね!

検査室も作りました

「RYUTSU-PLEX」の建設前から、要望をいただいてましたので、完成品の検査業務もできる検査室も用意しました。

上の写真は、お客様の工場で部品として完成したものを、当社スタッフが検査を代行しているところです。
この4月より、専属のパートさんが3名入社しました。

田村:「在庫管理を全て自社ですると、非常に手間がかかります。流通が外注としてお手伝いすることで、お客様に満足していただいています」

RYUTSU-PLEXについては、倉吉店(TEL:0858-22-1211)までお問い合わせください。

 

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